【重要】シンクに熱湯を流しちゃダメです!
どうも。水道屋のsinです。
突然ですが、麺類が大好物です!なかでもパスタなんて最高ですね。
料理は全くと言っていいほど作れませんが、パスタだけは自信があります。まあ、麺を茹でて市販のレトルトソースを温めてから絡めるだけですけど。なかでも「カルボナーラ」が1番かな。
わたしは、麺の茹で時間をきちんとタイマーで測ります。塩をひとつまみ入れて、7分くらい。茹で終わったらシンクにザルをおき、鍋のお湯ごと「ザーッ」と流し入れます。
その時、シンクから「ボコン」と大きな音が!
ヤっちまいました。水を流しながらしなきゃいけないのに。皆さんはこんな経験ありませんか?
ちなみにこの「ボコン」という音の正体は熱湯によりステンレスが熱膨張して、反発で反り上がった音です。
なぜ熱湯を流しちゃダメなのか?
排水管には塩化ビニル管が使われています。腐食にも強く、ある程度の耐熱性もあります。
肉厚の違うVU管(肉薄)とVP管(肉厚)があり、外径は同じだが内径の厚みが違います。
塩ビ管の耐熱温度は60度から72度とされていますので、100度近い熱湯を流すとパイプの変形や破損により水漏れや詰まりが起きやすくなります。
また、給湯配管で使うHTVP管というものもあります。色は茶色で耐熱温度は90度程度。最近では食洗機の普及もあり配管されている場合もありますが、だいたい途中で塩ビ管に変換されています。
あと、築年数の古い集合住宅には鉄管が使われているところもあります。
いずれにせよ、シンクのトラップから塩ビ管までの接続でジャバラホースを使っている場合が多く最悪の場合パッキンが変形したり、ホースに穴が空いてしまいます。
そうならない為にも、60度以下になるまで冷ますか、水を流しながらお湯を流して下さいね。
まとめ
シンクの扉を開けると物が沢山あるという方は水漏れがあっても気がつくのが遅れ、木の部分が腐ってしまいます。
そうならない為にも水まわりには、あまり物を置かないようにするか、1週間に1度で良いのでチェックする習慣をもったほうがいいでしょう。
以上、パスタが大好物!っていうお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです